犬を見るとかなしくなる。
私の実家の犬は9歳でやってきた保護犬なので
一緒にいられる時間が大変短いのである。
そう遠くない未来、海の向こうへ帰って行って
しまった時のことを思い、犬を見るたびに悲しくなる。
そういった話をしたところ、仏と主から
別々の回答を賜ることになったので
紹介しようと思う。
一人の女性からは
「犬はあなたのことをちゃんと覚えていて、
あなたの夢を見ると思う。
姿形を変えながら永遠に一緒にいたいね」
と言われた。
仏の言葉のようだと思った。
万物は救われるのだと思う。
もう一人は
「死について考えてかなしくなるのは不毛だ。
後悔しないよう、犬に今してあげたいことを
今すぐしなさい。」
と言った。
主の教えのようだと思った。
主は迷える私のために、はっきりと言っておく。
あなたが今行動しなければならないのだと。
紆余曲折あり
実家に帰る時間を増やすことになった。
仏の言葉と主の教えを胸に、
犬を愛そうと思う。
あなたがわたしのことを覚えていてくれたら
うれしい。
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